平野歩夢 北京五輪でリベンジ金へ「新しいマニュアル」作る DC1440を3発も

 銀メダル獲得から一夜明け、記者会見でポーズをとるノルディック複合個人ノーマルヒルの渡部暁斗(左)とスノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢
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 スノーボード男子ハーフパイプで2大会連続の銀メダルを獲得した平野歩夢(19)=木下グループ=と、ノルディック複合ノーマルヒルで同じく2大会連続の銀メダルを獲得した渡部暁斗(29)=北野建設=が15日、平昌のジャパンハウスで一夜明け会見を行った。

 平野は“スノボ界のカリスマ”ホワイトとの歴史的死闘を振り返り「(ホワイトは)自分より重圧の掛かる最終滑走で決めたことのないトリックを決めてきた。あのメンタルにはビックリ。会場の雰囲気だったり、滑走順もあったと思うけど、彼のベストが出た大会だった」と、勝者を称えた。

 「素直に結果を受け入れている。この結果をいかしてリベンジしたい。また出られれば」と北京五輪への意欲を語り、「技はハーフパイプの限界まできていると思うけど、今できる高さ、完成度プラスアルファで、1440を3つとかが今後勝ち続けるために必要になる。バックサイドの1440はまだやった人がいない。それを最後のヒットに入れられれば、また新しいマニュアルができる」と、縦2回転横4回転のダブルコーク1440を3回組み込む構成を視野に入れた。

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