金メダル候補・平野歩夢が貫禄のラン 予選2回目で95・25の高得点
「平昌五輪・スノーボード男子ハーフパイプ・予選1回目」(13日、フェニックス・スノーパーク)
金メダル候補・日本の平野歩夢(木下グループ)が、予選1回目のランで87・50。2回目に95・25の高得点をマークし、会場をどよめかせた。
1回目のトップはライバルのショーン・ホワイト(米国)。93・25の高得点をマークしていたが、平野が2回目でその記録を上回った。
他の日本勢の予選1回目は片山来夢(バートン)が、85・50で5位。1番スタートの戸塚優斗(ヨネックス)は80・00で8位。ソチ五輪銅メダリストの平岡卓(バートン)は転倒するミスが響き、26・00で24位だった。
スノーボード・ハーフパイプは6名の審判が高さ、回転、テクニック、難易度などによる全体的な演技得点を100点満点で採点。最高得点と最低得点を差し引いた4人のスコアの平均で順位を決定する。
予選では参加29選手が2回滑走。12選手が決勝に進出した。決勝ではそれぞれ3回滑走し、最も高いスコアで順位を争う。