逆転サヨナラ負けで5連敗 球児4敗目

9回、サヨナラ負けを喫し、ベンチへ引き揚げる阪神・藤川球児と阪神・香田勲男コーチ=札幌ドーム(撮影・田中太一)
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 「交流戦、日本ハム5-4阪神」(10日、札幌ドーム)

 阪神が逃げ切りに失敗し、今季ワーストの5連敗で、借金は4に膨らんだ。抑えの藤川が打たれ、今季6度目のサヨナラ負けとなった。

 2-3の八回、1死一、二塁から、高山がこの試合3安打目となる左翼線2点二塁打を放ち、逆転に成功。八回はドリスが無失点に抑え、九回は藤川がマウンドに上がった。

 しかし先頭の田中賢に遊撃への内野安打を浴びると、続くレアードに左翼席へ19号逆転サヨナラ2ランを運ばれた。藤川は4敗目(2勝、2セーブ)を喫した。藤川がサヨナラ弾を浴びるのは2011年8月3日の巨人戦(東京ドーム)で古城に打たれて以来で、通算4本目。

 日本ハムは貯金3。サヨナラ2ランのレアードは、計3安打の活躍。お立ち台では日本語で「最高でした」と言って、ファンを沸かせた。サヨナラ弾の場面は、フォークを仕留めたといい「いいピッチャー(藤川)ということで、自分が強く打てる球を待っていた。フォークが決め球と聞いていたので、待っていた。打った瞬間、入るかなと思って、最高の気分でした」と振り返った。最後は再び日本語で「すし大好き!」と絶叫し、大歓声を浴びた。

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