大和が八回に決勝打

お立ち台でポーズを決める阪神・大和=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神7-6DeNA」(1日、甲子園球場)

 阪神が5点ビハインドをひっくり返した。1-6の七回、鳥谷、ゴメスの適時打などで5点を奪って同点。八回は2死一、三塁の場面で、大和がDeNA4番手・須田から右前適時打を放って試合を決めた。

 お立ち台に立った大和は、虎党からの大和コールを浴び「ありがたいですね。何とかここで決めたいと思って打席に立ちました」と喜びに浸った。お立ち台に立ったのが、地元・鹿児島から大応援団が来た2013年以来だと振られると「じゃあ3年前ですかね」と苦笑いした。

 内外野をこなし、堅実な守備がセールスポイント。今季は打撃でも結果を残している。この試合では3安打をマークし、打率・318。開幕当初は途中出場が多かったが、西岡の故障離脱などもあって、5試合連続でスタメン出場している。「少ないチャンスですけど、結果出しさえすれば試合に出られるので、これからも頑張りたいなと思います」と、気合を入れた。

 お立ち台で笑顔をリクエストされると「ちょっと恥ずかしいんで、やめときます」。チームを勝利に導いたヒーローは、控えめに笑った。

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