阪神5割復帰、大谷の開幕連勝7で止める
「交流戦、阪神1-0日本ハム」(6日、甲子園)
阪神が3連勝で勝率5割(28勝28敗)に復帰。先発・メッセンジャーが8回2安打無失点で4勝目(5敗)を挙げた。呉昇桓が16セーブ目(2勝1敗)。
四回2死一、三塁から上本の中前適時打で先制した。
日本ハムは連勝が5で止まった。先発・大谷は7回4安打11奪三振1失点と好投したが、打線の援護がなく今季初黒星を喫した。自身の開幕からの連勝は7でストップ。打席ではメッセンジャーの前に3三振に終わった。
今季最多の4万6796人の大観衆。メッセンジャーはヒーローインタビューのお立ち台で「マウンドに上がる以上は長いイニングを投げて、チームに勝つチャンスを与えたいと思っている。それだけに上本のタイムリーで勝つことができてうれしい。ゴメスのダイビングキャッチや鳥谷、上本もいいプレー。外野手もいいプレーをしてくれ、チーム全体で勝ち得た勝利だと思う」と話した。
貴重な決勝打を放った上本は「相手がすごくいいピッチャーなので無我夢中で、食らい付く気持ちで打席に立ちました。(守備でも好プレー)ランディにはいつも迷惑をかけてきたので、今日はちょっと貢献できたかなと思います」と喜びを表した。