阪神 ルーキー・江越のプロ初弾で勝利

阪神・メッセンジャー(右)とお立ち台でポーズを決める阪神・江越=甲子園(撮影・保田叔久)
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 「阪神3-1ヤクルト」(28日、甲子園)

 阪神がルーキー・江越のプロ1号3ランで挙げた3点を継投で守り、開幕3連勝した3月29日以来、約1カ月ぶりの連勝を飾った。

 阪神は二回、1死から福留とマートンの連打で一、三塁とすると、「7番・中堅」で先発出場した江越がヤクルト先発・成瀬の低めの変化球を豪快にすくい上げ、左翼席に記念すべきプロ初本塁打を運んだ。

 この日が初のお立ち台となった江越は、笑顔で「最高です!」と第一声。熱狂的なファンがスタンドを埋め尽くす本拠地で「初ヒットも甲子園だったので、甲子園で初ホームランを打ちたいと思ったので、打てて良かったです」と喜んだ。

 記念すべき一発の手応えについては「結果を恐れずに、思い切っていきました。行ったな、という感じでした」とし、初のダイヤモンド1周の感覚は「何も覚えてないです」と初々しいコメント。「これを自信にして、明日からもチームの勝利に貢献したいです!」と力強く宣言した。

 先発のメッセンジャーは試合前まで自己ワーストタイの3連敗中だったが、この日は7回5安打1失点、5奪三振の好投。4試合ぶりの白星に「アリガトウ、エゴシサン!」と打のヒーローに感謝した。

 ヤクルトは先発の成瀬が1球に泣いた形に。打線も六回に畠山のソロで1点を返すのがやっとだった。

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