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藤浪が松坂以来の高卒2年連続2桁勝利

2014年9月19日

6回中日2死満塁、中日・大島洋平を三振に打ち取りほえる阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・保田叔久)

6回中日2死満塁、中日・大島洋平を三振に打ち取りほえる阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・保田叔久)

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中日に快勝しナインと勝利のタッチを交わす阪神・福留孝介(中央)=甲子園(撮影・保田叔久) 中日に勝利しトラッキーと握手を交わす阪神・和田豊監督=甲子園(撮影・保田叔久)

 二回に打線が再び勝ち越すと、三回からは立ち直った。六回2死一、二塁では荒木の打球が左足付近に当たって一旦、一塁ベンチ裏で治療を受けるアクシデントがあったが、続投して大島を空振り三振に仕留めた。

 藤浪は「調子自体は悪くなかったが、初回からバタバタしてチームに迷惑を掛けた。たくさん点を取ってくれた野手の方に感謝したい」と反省しきりも、和田監督は「立ち上がりはヘロヘロだったが、3回以降はリズムを作って腕が触れていた」と、既に大人びた20歳の調整能力を評価した。福留は「よく暴れるな!と思って見ていた」とお立ち台の横で後輩を笑わせた。

 また、打撃では五回2死二塁で左前適時打。阪神の日本人投手では96年の川尻哲郎以来のシーズン6打点を記録した。

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