INAC田中陽子ノジマステラへ移籍

 なでしこリーグのINAC神戸は10日、MF田中陽子(21)が14年シーズンをもって退団し、なでしこリーグ2部のチャレンジリーグ、ノジマステラ神奈川相模原に移籍すると発表した。

 山口市出身の田中は、中高一貫教育のJFAアカデミー福島卒業後の12年にINAC神戸に入団。なでしこリーグではルーキーイヤーの12年が6試合出場2得点、13年は14試合出場6得点、14年は14試合出場0得点だった。

 代表でも12年8~9月に日本で開催されたU-20女子W杯では全6試合で6ゴール、2アシストの大活躍で日本を銅メダルに導いた。さらに13年3月のアルガルベ・カップ(ポルトガル)の代表メンバーに選出され、A代表デビュー。両足FKや力強いドリブル、強烈なミドルシュートを武器に、通算4試合に出場している(0得点)。

 田中はこの日、クラブを通じて「入団以降、新鮮なことばかりで刺激があって楽しかったです。いつも全力で応援してくださって嬉しかったですし感謝しています。新しいチームに行きますが、上を目指して頑張っていくので、これからも私のことを応援してください」とコメントした。

 ノジマステラ神奈川相模原は、相模原市に本店を置く家電量販店「ノジマ」が、3年でなでしこリーグ入りを目指して設立。13年に神奈川県リーグからチャレンジリーグに昇格したが、14年は3位に終わってなでしこリーグ昇格を逃した。

 田中は同クラブを通じては「早く環境に慣れて、なでしこリーグ1部に昇格できるように全力で頑張ります。これからすごく楽しみです」と話した。

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