C大阪が元ドイツ代表FWカカウ獲得

 J1・C大阪は11日、元ドイツ代表FWカカウ(33)と完全移籍の契約で合意したことを発表した。メディカルチェック後、本契約を行う予定で、契約期間は15年6月30日までとなっている。背番号は33。

 カカウは「この度、数多くのブラジル人選手がプレーしてきたJリーグで自分自身もプレーできることになり、本当に嬉しく思っています。その中でも、たくさんの素晴らしい選手を輩出し、伝統のあるセレッソ大阪というクラブでプレーできることを光栄に思います。セレッソ大阪は今の順位にいるべきチームではないですし、自分の経験を試合の中で生かし、チームのためにみんなと一緒になって、状況をより良いものにしていきたいと思います。そして、悲願のタイトル奪取に貢献できれば幸いです」とクラブを通じてコメントした。

 ブラジル出身のカカウはパルメイラスの下部組織などを経て99年にドイツに渡った。01年からニュルンベルクでプレーし、03年に加入したシュツットガルトで大きく飛躍。日本代表FW岡崎慎司(マインツ)や同DF酒井高徳(シュツットガルト)ともプレーした。

 09年にドイツ国籍を取得すると、同年5月に同国代表デビューを果たした。10年W杯南アフリカ大会にも出場して4試合1得点。ウルグアイとの3位決定戦では1トップとして先発し、FWフォルラン(C大阪)と対戦している。

 ブンデスリーガ通算307試合88得点を挙げているが、12年10月に左膝の十字靱帯(じんたい)を断裂。12‐13年は5試合1得点、13‐14年も21試合1得点に終わった。今年5月に契約満了でシュツットガルトを退団し、無所属となっていた。

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