初防衛戦に臨む田口良一が公開練習

大好きな“青”のグローブとヘッドギアをつけ、スパーリングを行う田口良一=東京・五反田のワタナベジム(撮影・吉澤敬太)
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 「WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(5月6日、大田区総合体育館)

 初防衛戦に臨む王者・田口良一(28)=ワタナベ=が27日、東京・西五反田のジムで練習を公開した。

 「やることはやってきたので自信があります。挑戦者の同級14位クワンタイ・シスモーゼンについて「50戦以上やっているベテラン(49勝(26KO)3敗1分)で、タフな相手ですが徐々に切り崩していきたい。上下の打ち分けがポイントになる」と話した。

 好調をキープする中、唯一の不安材料が「マウスピース」だ。王座獲得以来、多忙な日々が続いたせいもあって虫歯の治療が長引き、この日になってようやく型が取れたという。完成して手に入るのは2、3日後になるから駆け込みだ。

 「2月頃、すしを食べていて欠けてしまった。3月から歯医者に通って、治してからつくろうとしていたら試合間際になってしまいました」(田口)。

 それでも練習はしっかりとこなした。この日の公開練習では同門の仁平との2ラウンドに抑えたが、25日には10ラウンド。大橋ジムに出稽古に行き、八重樫東と3日間、5ラウンドずつこなした。

 「盛り上がる試合をしたい。チャンスがあればKOを狙いますが、判定でも勝ちます。難しいと言われる初防衛戦をクリアします」と必勝を宣言した。

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