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高山が流血初防衛 9回負傷判定結末

ファーラン・サックリンJr(左)と打ち合う高山勝成(撮影・飯室逸平)
3回、ファーラン・サックリンJr(右)と打ち合う高山勝成=大阪府立体育会館(撮影・飯室逸平)
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 「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(22日、大阪府立体育会館)

 ボクシングのダブル世界戦が22日、大阪府立体育会館第1競技場で開催され、IBF世界ミニマム級タイトルマッチでは王者・高山勝成(31)=仲里=が、9回2分19秒3-0の負傷判定で、同級9位の挑戦者・ファーラン・サックリン・ジュニア(21)=タイ=を下し、初防衛に成功した。

 この王座を7度防衛したファーラン・サックリン(タイ)を父に持つタイのエリート挑戦者は巧みなカウンターパンチャー。初回、シャープな左フックを放つが、2回に高山が強引にペースを奪いにいく。少々の被弾はいとわず相手をロープ際に追い詰め、連打を送った。

 高山が前に出る展開が続くが、ファーランも防戦一方にはならず、右アッパーなどを返す。7回には偶然のバッティングで高山が左まぶたをカット。8回には高山がロープ際に追い込み、両者足を止めて2分近く打ち合った。この回に高山は偶然のバッティングで右まぶたもカット。壮絶な流血戦は9回に2度目のドクターチェックでストップ。負傷判定に委ねられた。スコアは86-85、90-81、87-84。

 初防衛に成功した王者は「中盤からファーラン選手に対応できたけど、どうしても距離が詰まるので頭が当たりました。すみません」と負傷判定という結末を、まずは観客にわびた。現在、愛知・菊華高の2年生。“現役高校生王者”として初防衛成功したことで、会場に駆けつけた級友たちと最後は「ワッショイ!ワッショイ!」とリング上から喜びを分かち合った。

 高山は昨年大みそかに大平剛(花形)とのIBF・WBO世界同級統一王座決定戦を行い、7回TKO勝ちした。それまでに手に入れたことのあるWBC、WBA(暫定王座)、IBFに加えて、WBO王座も獲得したことで、日本初の主要4団体制覇を達成。初防衛戦を前にWBO王座は返上し、今回IBF王座の初防衛戦に臨んだ。

 高山の通算戦績は37戦29勝(11KO)7敗1NC。ファーランは32戦27勝(15KO)4敗1分け。

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