辰吉ジュニア KOデビューを約束
「ボクシング4回戦」(16日、大阪府立体育会館)
「ワールド・プレミアム・ボクシング21」の調印式、ルールミーティングが14日、大阪市中央区のホテルで行われた。
山中の世界戦のアンダーカードでプロデビュー戦に臨む元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(44)の次男・辰吉寿以輝(18)=大阪帝拳=も公式会見に出席した。
父・丈一郎のトレードマークでもあるミズノ社製のジャージ姿で登壇した寿以輝は、プロデビュー戦の選手では異例ともいえる世界戦公式会見に少々硬い表情。マイクを向けられると「めっちゃすごく緊張しています」と偽らざる心境を吐露した。
メーンイベントで8度目の防衛戦に臨むWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)が「辰吉丈一郎さんは自分のあこがれの存在。辰吉さんの持っていたWBCバンタム級のベルトは今、自分が持っている。そして息子さんが前座に出る。これも縁。しっかり勝ってもらって、帰らずに自分の試合も見て欲しい」と話すと、寿以輝は「めちゃくちゃうれしい。必ず勝ってKOで(メーンに)つなげます」とKOデビューを約束した。
試合はスーパーバンタム級の4回戦で行われる。1勝2敗の岩谷忠男(31)=神拳阪神=と対戦する。
