ホーム速報

 文字サイズ

JWP阿部幸江が引退試合で完全燃焼

2014年8月17日

 「最後に戦うのはKAZUKIしかいない」と苦楽をともにしてきたパートナーと最後の力を出し抜き、デス・バイ・ロデリックで両ヒザ弾を浴びてフィニッシュ。深々とマットに沈んだ。試合後のセレモニーではJWP所属選手やOG、さらに神取忍、堀田祐美子から花束を贈られ、師匠ジャガーから抱きしめられた。

 11度も骨折して手術と欠場を繰り返しながらレスラー生活を走り切った。「ここまでこれたのも見守ってくれた両親、先輩、仲間、そして応援し続けてくれたファンの皆さんのおかげ」とあいさつ。締めくくりは「私はきょうで引退しますが、JWP、女子プロレスは永久に不滅です」とどこかで聞いたことのある名セリフを拝借。引退のテンゴングを万感の思いで迎え、「悔いが残るかと思ったけど、すごくすっきりしています。無事に終わって良かった」とさわやかな笑顔を見せた。

前ページ12



ファイトニュース