【大阪杯】超豪華メンバー集結
「大阪杯・G2」(4月3日、阪神)
G1馬5頭を含む、豪華メンバーが顔をそろえた。春のG1シリーズを占う意味でも、非常に重要な一戦だ。
昨年、最優秀4歳以上牡馬のタイトルを獲得したラブリーデイは、M・デムーロとの新コンビで始動戦を迎える。兼武助手は「有馬記念(5着)は距離が長かった。ここまでの調整は順調だし、今度はベストの二千なので」と巻き返しに手応え。先に見据える香港遠征へ、V発進を決めて弾みをつけたい。
昨年のジャパンCを優勝したショウナンパンドラは、有馬記念を自重して今春の復帰に備えてきた。1週前追い切りに騎乗した池添は「目標は先だが、休み明けとしては動ける態勢にある」とまずまずのジャッジ。復帰戦から底力を見せるか。
昨年の菊花賞馬キタサンブラックは、武豊と新コンビを結成。大型馬だが、馬体に太め感はなく、攻めの動きもシャープだ。清水久師は「休んでいる間も緩めずに乗っていた。きっちりできています」と万全の仕上がりを強調。先行力を生かして押し切りを狙う。
関東からは、14年の皐月賞馬イスラボニータ、同年のオークス馬ヌーヴォレコルトが参戦。中山記念2着のアンビシャス、京都記念2着タッチングスピーチの走りも興味深い。