ショパン初Vに「1着じゃないと困る」

 「3歳未勝利」(6日、京都6R)

 G1・2勝馬(96年オークス、97年天皇賞・秋)で97年の年度代表馬エアグルーヴの最後の産駒ショパン(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)がデビュー2戦目で勝ち上がった。

 昨年12月20日、阪神でのデビュー戦は5着に敗れていたが、この日はゴール前の激しいたたき合いを制して初勝利。写真判定の末、頭差の接戦を制し、角居勝彦調教師は「1着じゃないと困るんだよ」と安堵(あんど)した。「それだけの馬なので。前向きに走るようになった。“ホッとする”しかないですね」と目を細めた。M・デムーロ騎手も「モタれていたし、まだ子ども。外枠も良かった」と良血馬のVを喜んだ。

 12年のクイーンエリザベス2世C・香港G1などを制したルーラーシップを全兄に、03、04年エリザベス女王杯連覇のアドマイヤグルーヴを半姉に持つ血統馬。これできょうだい合わせて、デビューした10頭全てが勝ち上がったことになる。

 なお、母のエアグルーヴは同馬を出産した直後の13年4月に内出血のため死亡した。

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