全日本オートレース選手会の永井大介・船橋支部長は9日、船橋オートの存続を求めて、船橋市役所で山崎健二副市長に12万5157筆の署名を集めた名簿を手渡した。
売り上げ減などによる経営難を理由に、2015年度末での船橋オートの廃止を、共催する千葉県と船橋市は決定。名簿を受け取った同市の担当者は「12万人を超える署名で、ファンの熱い思いは受け止めたい。ただ、厳しい状況は変わりません」と話した。
存続嘆願の署名活動を行ってきた永井支部長は「これだけ多くの方々が船橋オートの存続を望んでいます。絶対に諦め切れない」と訴えた。