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猪瀬前知事、都議の政活費も調べろ

 前東京都知事で作家の猪瀬直樹氏(69)が16日、ブログに投稿し、13年に自身の金銭授受問題の追及の場となり、今回再び舛添要一都知事の政治資金疑惑の集中審議が行われた都議会総務委員会について「こんな人民裁判のようなやり方はもうやめたほうがよい」と訴えた。

 猪瀬氏は「今回の舛添問題をどう考えたらよいのか」とブログで提起。「僕の経験では総務委員会は、いわゆる人民裁判です」と記した。

 舛添氏の集中審議に関して「舛添さんは都議会自民党の操り人形のようなところがありましたので追及は5時間ぐらいでしたが」としたうえで、13年の自身に対する追及は「10時間もずっと立ちっぱなし状態となります。人権蹂躙でしょう。血祭りに上げるのが目的ですから真相解明の場ではありません」と綴った。

 「僕が額から汗を流していたのは、追い詰められた冷や汗のようにテレビでは映っていましたが、体力の限界だったからです」と“10時間立ちっぱなし”だったことが理由と説明。自身の副知事時代に行った施策が、都議会自民党の「ドン」に恨まれていたとし「総務委員会が復讐の舞台にされてしまいました」とした。

 徳洲会からの5000万円献金問題が追及された総務委員会では、5000万円を模した箱を、猪瀬氏がなかなか鞄に詰め込めないシーンが各メディアで何度も放送され、象徴的な場面となった。

 これに猪瀬氏は「あれは発泡スチロールの塊なので初めから入らないことがわかっていて罠に嵌められたわけです」と主張した。

 激しかった追及に対し「借用書もホンモノでしたが、偽物と決めつけられ、幾ら説明しても、繰り返し、追及されつづけました」「翌年2月、徳田毅氏がホンモノと証言しますが、あの12月の時点では雲隠れしていた」「裏を取らずに断定する新聞、テレビ、都議会の前では何も言っても通じません」と訴えた。

 総務委員会後に辞職したことについては「100条委員会があるから辞めたわけではなく、このまま平行線でいたら都政は停滞するとの判断でした」と説明。徳洲会から金を借りたのは「選挙に際して都議会自民党が協力しないと通告されポスターを誰が貼るのか、というような状態のなかでのことでした」と釈明した。 「結局、連合が協力してくれ、徳洲会からの借入金は使わずに済んだ」「検察の調べで、通話記録から、徳洲会からの働きかけがなかったことが証明される皮肉な結果となりました」「しかし、借入金を選挙の収支報告書に記載していないとのことで略式起訴で罰金50万円となりました」と経緯を振り返った。

 最後は「都知事選の話題が、また上っ面の議論に終わらないことを祈るばかり」と皮肉り、メディアに向け「舛添さんの公私混同を問うなら、都議会議員の政務調査費(※政治活動費)の使途を徹底的に情報公開で検証しなければ」「100万円の給料のほかに60万円の政務調査費を精査すべきでしょう。自民党都議が偉そうにできるのもおかしな話ですからね」と求めた。

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