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【専門家の見解】麻央ステージ3か

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が9日、東京都内で会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が乳がんであることを明かした。病状は「深刻」という。麻央の病状について都立松沢病院の芳賀高浩医師は「手術を目指しているということは、ステージは高くても3までではないか」と話した。

 芳賀医師によると、がんはステージ4まで達してしまうと「『残りの時間をどれだけ延ばすか』という段階であり、手術を目指すという対象にはならない」という。海老蔵は「深刻」と表現したが、ステージ3であれば生存率は7割を超えるだけに、芳賀医師は「完治の可能性は十二分に残っているはずです」とした。

 また、乳がんはがんの中でも比較的、抗がん剤や放射線による治療が有効。完治には手術の必要性は高いが、「がんが大き過ぎると、胸をえぐるようにして切除しなければいけない。原形を残した形で手術するために、治療で小さくしてから手術という選択をしている可能性もあります」と推察した。

 転移の可能性については「その場で広がっていく場合と、わきの下にある『腋窩(えきか)リンパ節』を通って肺や脳、骨に転移する場合がある。転移していれば手術は困難なので、『局所進行がん』だと思われます」と説明した。

 また、33歳という若さから進行の速さが危惧されるが、芳賀医師は「がんは若いほど進行が速いということはまったくない。あくまでがんの活動性の高さによります」と否定。「手術でしっかり切除しきれれば完治できる。あとは自身の体力や、周囲のサポートの力が大きい」とした。

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