熊本出身の演歌歌手・水前寺清子（７０）が１５日、故郷・熊本の復興を願い、自身のブログに“応援団スタイル”の写真を掲載するとともに「早い復興を！」と願った。１７日に熊本で講演会が控えており、１５日朝に熊本入りする予定だった。

　熊本市の水前寺公園に芸名が由来する水前寺は１５日午前、「早い復興を！」のタイトルでブログをアップ。「多くさんのお見舞　ご心配をかけました」と多数の見舞いや心配のメッセージが寄せられたことに触れた。

　当初の予定では、１５日朝に熊本に入り、歯の治療をした後、熊本県下益城郡美里町の市民大学「ひびきの森大学」を訪れる予定だったが、震災の影響で都内で待機となった。

　大きな地震に見舞われた故郷・熊本について「皆さんの暖かいお心に故郷の皆さん感謝していらっしゃると思います　ありがとうございます」と多くの励ましに感謝し、「早い復興を！！祈ります」と長ラン、白ハチマキ＆手袋の応援団スタイルでエールを送った。

　水前寺は１７日に自らが学長を務める「ひびきの森大学」で講演予定だった。なお、益城町は最大震度７を観測し、大きな被害を受けた。