石原慎太郎氏、金スマで2回怒りそうに

公開記者会見に臨む石原慎太郎氏(左)と五木ひろし=東京都内
ガッチリと握手をかわす石原慎太郎氏(左)と五木ひろし=品川プリンスホテル ステラボール(撮影・園田高夫)
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 元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(83)が12日、都内で行われた歌手・五木ひろし(68)の新曲「思い出の川」(13日発売)発表会にゲストで登場し、芸能界・政界に向けた衰えを知らぬ毒舌で場内を沸かせた。

 五木の新曲「思い出の川」は石原氏が作詞を担当した。歌謡曲の作詞は25年ぶりだという。昨年5月に石原氏と五木が東京・田園調布の中華レストランでばったり出会ったことからトントン拍子に話が進み、新曲を出すにいたった。

 石原氏は五木とのトークライブで、今年1月に出版した「天才」に触れた。

 著書では不世出の政治家で今太閤(たいこう)と呼ばれた元首相の田中角栄氏を描いているが「今の日本は全部田中角栄が作った。新幹線、各地の空港、高速道路…。それをロッキード事件で葬った日本はバカだ!」と一喝した。

 さらに、田中角栄氏を論じようと4月に出演した「金スマSP」にも触れ、石原氏は「(MCの中居正広が)訳のわからないことを言っていた。とんちんかん。2回怒りそうになったよ」と舞台裏を明かした。

 また、日本の音楽界にもキツーい一言。「今のシンガー・ソングライターは面白くない。教養のない連中が書いた文章になってないのが多いだろう」と芥川賞作家らしく批判した。

 過去には歌手としてもペギー葉山とのデュエット曲「夏の終わり」などを発売した経験もあり、「オレは(弟の)裕次郎より歌がうまい」と豪語するだけに、今後の新曲発売にも「ご要望があれば」と意欲的。作詞にも「はやり歌は作ってこなかったけど、これがキッカケでどんどん作っていければ」と誓っていた。

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