高城剛氏 今後20年は人類進化の好機
女優・沢尻エリカ(29)の元夫でクリエイターの高城剛氏(51)が27日、大阪市内で行われたイベント「うめきた未来会議MIQS04」で「世界を再起動する」をテーマに講演を行った。
高城氏は、2030年代に訪れると唱えられている人類寿命150歳説を紹介する一方で「全人類の知能を、コンピューターが上回って勝てなくなる日も近いと言われている。これは恐ろしい」と語った。
会場外を消防車がサイレンを鳴らして走る音が聞こえてくると「ほら、危機だからサイレンが鳴っている」と名調子で語り「でも僕はこれからの20年は、人類が6万5000年ぶりに進化するチャンスだと思っている」と唱えた。
高城氏は、人類の先祖が6万5000年前に地球規模の気象変動を乗り越えたとし「人類は危機を迎えると進化する生き物です。コンピューターは所詮、我々のクローンにすぎない。人間は脳の3%から6%しか使っていないと言われる。人類は進化の可能性を閉じず、あらゆることに果敢に挑戦しなければいけない。1人1人がその意識を持たなければいけない」と訴えていた。
なお、この日配布された公式パンフレットでの肩書きは「クリエイター、著述家、DJ」となっていた。高城氏はかつて肩書きを「ハイパーメディアクリエイター」と自称していた。