女優の牧瀬里穂（４４）が６日、東京・京橋消防署の一日消防署長を務め、銀座松屋前でイベントを行った。

　この日は署長の制服に身を包み、消火器を使った消火訓練などを実施。久々の制服姿に「お仕事でも役柄的にも、制服を着ることはあまりなかったので、ぴりっと気が引き締まりますね」と笑顔で話しつつ、「大丈夫ですか？似合ってますか？着られてる感ないですか？それがちょっと不安です」と報道陣に“逆取材”していた。

　一日署長を務めるのは「２０年ほど前にさせていただいて以来」という。「あれから歳を重ねて、いろいろ変わったなとは思いますけど、普段の仕事と違うこういうイベントが心から楽しめるようになったり、自分の生活に反映できるようになったりして、心の余裕ができたのかなと。昔はいろんなことがいっぱいいっぱいだったんですけど…」と大人になった心境を口にした。

　また、結婚から７年あまりで、主婦業にもいそしんでいるだけに、「家を守るというとあれですけど、火を使うお料理であるとかはあのころ（２０年前）よりは多くなったので、ちゃんと火を確認することとか、訓練、消火器の使い方とか、知ってた方がいいんだなと思いました」と、主婦としての責任感も漂わせた。