中村雅俊 震災5年を目前に心情吐露 

 俳優の中村雅俊(65)が4日、東京・明治座で行われた舞台「かあちゃん」の公開通しけいこと囲み取材に登場し、来週11日に迎える東日本大震災から5年の節目に、あらためて支援を続けていくことを誓った。

 中村は「3日前にも(福島県)大熊町に行っていた」ことを明かし、復興に向け頑張っている町民を見てきたばかり。「福島の場合は、岩手や宮城とはまた状況が違うが、皆さん頑張っているので、ぼくも微力ながら絶えることなく支援していきたい」と話した。

 自身も、被災した宮城県女川町の出身で、「5年たち、駅舎が新しくなったり、商業施設ができたりと、目に見える部分は変わってきた」という。だが、「5年であのぐらいなのかという気持ちもある。まだまだだなということは実感している」と、本当の意味での復興には、まだ道半ばと感じているようだ。

 11日は、同舞台の本番ということもあり、被災地入りはできないが、「ぜひ、被災された方々にもこの舞台を見てたくさん笑ってもらいたい。直美ワールド全開ですから」と、横に立つ主演の藤山直美を見てニコリ。被災地に思いをはせ、しっかり演じることを約束した。

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