東国原、丸山議員発言を徹底糾弾

 元衆議院議員のタレント・東国原英夫が、参院憲法審査会でオバマ米大統領を「奴隷」と表現した自民党の丸山和也参院議員について18日、ツイッターで「謝罪ではすまない」と指弾した。

 東国原はその発言について「酷いな」とあきれ、差別発言よりもむしろ「日本がアメリカの51番目の州になったら」発言の方を「耳を疑う」とした。

 東国原は「主権国家の独立を完全否定した発言で、これはいくら撤回・謝罪しても済まないのではないか」と糾弾、「自民党議員による失言のデパート、ここに極まれり」と、一連の自民党サイドからの失言の中で取り分け大きな問題として位置づけた。

 丸山議員は憲法審査会でオバマ大統領を引き合いに出し、「今、米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ」などと人種差別的な発言をした上で、発想の転換を求めるたとえ話として「日本が米国の51番目の州になれば、『日本州』出身者が大統領になる可能性が出てくる」などと話した。これらの発言は審査会の席上「暴言だ」と指摘され、丸山議員は国会内で緊急会見、発言を撤回した。

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