新海誠監督 宮崎駿、細田守監督に続け

 東宝の来年度ラインナップ発表が10日、都内で行われ、世界的評価を受けるアニメーター・新海誠監督(42)の新作映画「君の名は。」(来年8月公開)の製作が明かされた。

 新海監督の前作「言の葉の庭」(13年公開)は、わずか46分の中編ながら小規模上映でヒットを記録。初の長編メジャー作品にして、宮崎駿監督(74)の印象が強い“東宝の夏アニメ枠”に臨む。

 今年「バケモノの子」が興収58・5億円を稼ぎ出した細田守監督(48)に続く“ポスト宮崎”の第2の矢。宮崎、細田両監督について聞かれた新海監督は「同じ話題の壇上に乗せてもらえるだけで光栄」と恐縮しきりだったが、川村元気プロデューサー(36)は「そこに並ぶべく勝負を挑むということ」と信頼と期待を口にした。

 声優を務める神木隆之介(22)らも登壇。宮崎&細田作品にも出演歴のある神木は「(両監督と)同じように、作品に出合えて幸せと感じた」と相思相愛ぶりを語った。

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