藤崎奈々子、巨大波に溺れかけ救助
タレントの藤崎奈々子が4日、旅行で訪れていたパラオでサーフィンを楽しもうとしたところ、巨大な波に飲まれて「死ぬかと思った」ところを救出された恐怖体験をブログに記した。
藤崎はかねてからサーフィンが趣味だった。旅先のパラオでもできると聞いて、マイボードを携えて現地入りした。
しかしポイントについていざ見ると、事前に聞いていた「腰腹くらい」とは大違いの、巨大な波が次々と浜辺に打ち付けていた。
「え?デカくない??無理じゃない??」。今年に入って子宮内膜症の手術を受けるなどサーフィンからは遠ざかっていたので、大きく見えるのかとも思ったが「これ、私、無理じゃない?」と聞いてみたところ周囲から「大丈夫だよ」と言われたので、沖へ向かってパドリングし始めた。
と、サーフガイドが「左にパドル!」と叫んだので慌てて方向を変えたが、見ると「私の世界を10倍くらい超えた」波が向かってきていた。
最初の波は潜って回避したが、ボードから離れたところへ2回目の大波が。また潜ったものの「今度はもろに食らったので海中でぐるぐる、リーシュ(足首とボードをつなぐ紐)は下に引っ張られて上がれない」。そんな状態で、藤崎は「ここら辺から死ぬのでは?と思い始めました」。やっと浮上したものの、さらに来た。
「海中でぐるぐるしながら あぁ、こうやって溺れて死ぬんだ…パパ、ママ、ごめん」と思い浮かべたとき、巨大な波のセットはその3回で終わった。
波の上で、恐怖から過呼吸のような状態で漂っていた藤崎は、しばらくして救助された。
最初は何も話せなかったが、安全な場所まで来てやっと「上がる」と一言言って陸に上がった。そんな藤崎の様子を見ていたのだろう、「知らない外人さんがお水をくれました」と、人の心の温かさに触れて安心感に包まれた。
ずっとサーフィンを楽しんできた藤崎だったが、今回は「私はもうサーフィンできないかもな」と思うほどの恐怖体験だったようだ。