福山雅治 故郷凱旋ライブで万感

演出の火炎をものともせずに歌う福山雅治=長崎・稲佐山公園
ファンをあおる福山雅治=長崎・稲佐山公園
凱旋コンサートを行った福山雅治=長崎・稲佐山公園
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 歌手の福山雅治(46)が30日、故郷・長崎県の稲佐山公園でデビュー25周年を記念した凱旋(がいせん)ライブ「福山☆夏の大創業祭 2015 稲佐山」を開催した。

 実家にほど近い、標高333メートルの同所でライブを行うのは、00年の15周年、09年の20周年ライブ以来、6年ぶり3度目。午後5時過ぎ、会場後方にワゴン車で乗り付け、ファンとハイタッチをしながらステージに立つと「帰ってきたばい、長崎!!」と“開会宣言”し、約4時間の熱演を繰り広げた。

 中3の冬に地元のライブハウス・原楽器ホールで初めて歌った日を描く「遠くへ」や、この日の舞台・稲佐山をモチーフにした「約束の丘」など、全26曲中7曲が長崎を舞台にした楽曲。

 開始前からしとしと雨が降っており、2度目のMCでは「僕も雨を浴びにいきます」とステージ前方にせり出した100メートルある花道の先へ。スタッフにギターを持ってきてもらうと、内山田洋とクール・ファイブのデビュー曲「長崎は今日も雨だった」を歌う粋な演出も見せた。

 前日29日の公演と合わせ、2日間で計3万1200人が集結。チケットは発売後、わずか数分で完売する人気ぶりだった。47都道府県すべてと、アジア、北米からもファンが集まり、福山は「南米大陸とアフリカ大陸をのぞく地球上のすべての大陸からいらっしゃってます」とうれしそうに報告した。

 この日は国内60館だけでなく台湾、香港の映画館でもライブビューイングされ、稲佐山以外にも約2万人以上を動員。WOWOWでは生中継された。

 「また会いましょうね、稲佐山!!」と再会を約束し、何度も「サンキュー、稲佐山!!」と感謝の言葉を繰り返した福山。最後には年末恒例となったライブ「福山☆冬の大感謝祭 其の十五」を今年も横浜パシフィコ展示ホールで開催することを発表した。

 注目は昨年に続き2年連続2度目となる男性限定ライブ。初日の12月23日に男たちと開幕する日程で、福山が「男子どうなってるんだよ!!今年もやります!!」と叫ぶと、野太い歓声が響いた。

 12月24日は女性限定、同26、27、30、31日は限定しない通常のライブを行う。

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