長渕剛 安保法案について熱く持論展開

 フジテレビ「ワイドナショー」に出演したシンガー・ソングライターの長渕剛が19日、衆院で強行採決された「安保法案」について熱く持論を展開した。

 「今のままでいいわけはない」と法案に賛成の姿勢を示した松本人志に対し、長渕は「論点が違うと思う」とピシャリ。

 「なぜ戦争をするのか」という根本的なことを論じるべきとし、「どの時代でも戦争で銃を持つのは10代の子供たち。絶対にこういうことしないようにするにはどうしたらいいかという(議論を)ヤイヤイやるべき。松本くんにはお笑いでやってもらいたいよ。僕がギターでやるから」とそれぞれのスタイルで平和を訴え続けることが重要とした。

 2011年の東日本大震災時には自衛隊員を激励するなどした長渕は「4年前を思い出してもらいたい。どれだけのことを自衛隊員がしてくれたか。彼らを死なすのかってことですよ!」と熱弁。「感覚として戦争が近づいている気がするんです。どうやって阻止するべきか。子供が死ぬんだ、自衛隊員が死ぬんだと思うと、違うんじゃない?って言いたい」と命の大切さ、重さを説いていた。

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