鬼龍院 ANN最終回でラジオ愛語る
ビジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーのボーカル、鬼龍院翔がパーソナリティーを務めるラジオ「鬼龍院翔のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)が30日未明、最終回を迎えた。11年1月に始まった番組は4年半の歴史に幕を下ろした。
エンディングで、「最初3か月で終わる予定だったのが、僕がごねにごねて続けさせていただいて、気づけば僕が言いたいことが言える唯一の場所と言うか…。ブログとは違うし、ニコ生とはやっぱり違うし」と愛着のある場所だったと振り返った。「オールナイトニッポンでやらせていただいたことは本当にたくさん勉強になりました。いつか復活できたらと思います。特番とかもあるかもしれないしね。僕が音楽活動をやってれば何かしらしごとをもらえるので、だから悲観せずに、また(ラジオが)あったらいいなぐらいに思っておいてください」と何らかの形でラジオ番組を担当することを望んだ。
さえない男子、女子から日常の悲哀を受け付けたり、鬼龍院が“いけてる男”を目指すというコンセプトを掲げたりしていたが、基本的には鬼龍院がゴールデンボンバーのファン以外の人も楽しませることに腐心した内容で、ラジオ番組のセオリーを無視することも多かった。
最終回はオープニングから鬼龍院がファンだというB’zの曲をリスナーからのリクエストをもとにかけ続ける企画を展開。タイトルコールは放送開始から約38分を過ぎてから、という振り切った内容だった。中盤以降で番組の歴史を振り返り、自身のアルバム「ノーミュージック・ノーウエポン」に収録されている「さよなら、さよなら、さよなら」の弾き語りも披露した。
次週からは「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」がスタートする。