関ジャニ横山 演歌デビューに不満

 関ジャニ∞の横山裕(33)が28日、TBS系のトーク番組「サワコの朝」に出演し、2004年に行ったデビュー会見が地味だったことを振り返った。「嫌われているのかと思った」という。

 04年のデビュー会見についてMCの阿川佐和子が「全然地味だったとか?」と尋ねると横山は「そうですね。逆にすごかったです」と話した。「デビュー発表ってジャニーズって華々しいイメージあるじゃないですか。嵐はハワイでクルーザーで」とうらまやしげな表情。続けて、「僕らはレコード会社の屋上で自分の名前がはいったノボリを持たされて」と話すとスタジオから笑いが起こった。横山がさらに「全開で振れって」と指示を受けたことを明かすと一層の笑いが起きた。

 阿川が笑いながら「なんで、虐げられているというか…」と尋ねると横山は「分からないです。『嫌われているのか』と思った」と当時の胸中を告白。「それよりもデビューできたことがうれしかった。これくらい我慢しようや」とメンバー同士で話し合ったことを語った。

 横山はまた、「はじめ、演歌でデビューしてるんです」とデビュー曲「浪花いろは坂」にも触れた。「僕個人の意見ですけど、なんで演歌やねんって思いました」と不満を抱えていたことを明かした。「売り方も演歌の売り方。レコード店をまわって店長と握手しました。置いてくださいとお願いして。オレが思ってるジャニーズと違うって思いました」とさまざまな思いを抱えていたことを語った。

 その上でジャニーズ事務所について、「歌を歌いたいなら歌手になればいい。芝居なら役者に。ジャニーズなんでいろんなことをやりたい。この事務所が好き」と感謝の思いを述べた。

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