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橋下氏 京都大学批判のスピーチ全文

京都大学を批判するスピーチを行った大阪市の橋下徹市長
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 大阪市の橋下徹市長(45)が、大阪都構想などを巡り対立している、内閣官房参与で京都大大学院教授の藤井聡氏とのバトルが、橋下氏VS京都大学の構図に発展した。

 藤井氏からネット動画で「ヘドロチック」「私利私欲」などと酷評されていた橋下氏は、京都大学総長宛に見解を問う文書を送付していたが、このほど回答が届いた。22日、大阪市内で開かれた維新の党の第1回党大会でのスピーチで、橋下氏は猛烈な京都大批判を展開し“ライフワーク”で京大と戦うと決意表明した。

 【以下は橋下氏のスピーチ】

 20分で終われと言われて、もう(30分で)終わらないといけませんが、僕の人間のだめさ加減、ちょっとひとつだけ言わさせてください。

 既得権益は許せない。権威をかさにきて偉そうにする。僕は第2次世界大戦中には日本の軍部が好き放題やってめちゃくちゃにしたと思っている。

 あっ、これ党の意見じゃないですよ。個人の意見で言いますけど、僕は京都大学を既得権益と位置づけさせていただきたい。

 僕は(酷評動画が収録された時期は)そのとき日本維新の会の代表だったんですよ。そのときにね、そこの教授(藤井氏)が、道頓堀がヘドロで、橋下はヘドロチックだとか、あいつは私利私欲だとか、あんなやつだけはとんでもない悪いやつだと言ってた教授がいるんですね。京都大学にね。

 僕は学問の自由とかね大学の自治に踏み込む気は一切ありません。絶対それをやっちゃいけない。でも、政治家に対して公人に対してね、一線を越えた発言もあると思う。

 僕は、まだと言うか弁護士やってるんですけどね。弁護士会は監督官庁がありません。弁護士自治と言うことで、そのかわり厳しい自立のために厳しい懲戒処分というものがある。僕も懲戒処分、何回か食らいまして、業務停止やられましたよ。テレビの発言で。あとで最高裁でひっくり返しましたけど、業務停止食らいましたけど、自治を守ろうと思ったら、内部で律するなんて当たり前の話なんですね。

 京都大学にあの教授の発言はどうなんですかと、政党(維新)から文書出してもらったんですよ。そしたら2行だけ、あの教授の発言は大学の行為とは関係ありませんので、一切関係ありません。2行だけの回答が送られてきました。自民党からの文書だったら、京都大学、こんなことしませんね。

 学問の自由、大学の自由に入り込む気はありませんが、京都大学にも500億からの税金が入っている。しっかりこれを意識してもらわないといけない。大学の教授という肩書を使ってね、だから政治家を批判するのはいいですよ。どんどん批判したらいい。権力を批判、権力チェックをすればいい。

 でもね、一線を超えた人格攻撃、これは違うと思う。調子乗りすぎだと思いますね。

 これを大学に聞いたら、学長のほうは2行で、これは職務行為じゃありませんので、知りません。文部科学省に尋ねても、国立大学法人は民間になりましたから、民間人ですから知りません。

 僕も弁護士だから言いますけど、民法715条、外形標準理論というのがありましてね、職務行為かどうかと言うのは内部の話であって、対外的な話になれば、その肩書を使って、大学教授と見られることであれば、組織として責任を負わなければいけないというのは当たり前の話なんですよ。

 そりゃ学者の世界で権威なのかなにか知りませんけど、なんか勘違いしている。あの京都大学だけは。

 僕はライフワークで既得権益と位置づけさせてもらいましてね。僕のライフワークというのは相当しつこいですから。ああいうちょっと勘違いしているところは、相手がどうであろうとしっかりただしてゆく。普通の国民の皆さんにはしっかりやさしく権利は守っていくけど、税金を多額に受けているところには大学の自由はしっかり守りながら、行き過ぎた行為には、しっかりただしてゆくのは政治、政党の役割だと思っています。

 これを言うと維新の党で決めたわけじゃないと江田さんが言うと思いますから、これは個人の意見。政党の執行部にはふさわしくない人間性の一端を示したところで、ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。

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