デップ 仕切り直し会見「怪獣に…」

前日の会見ドタキャンを謝罪したジョニー・デップ=ザ・ペニンシュラ東京
映画PRでポーズをとるジョニー・デップ=東京・有楽町のザ・ペニンシュラ東京(撮影・堀内翔)
映画PRでポーズをとるジョニー・デップ=東京・有楽町のザ・ペニンシュラ東京(撮影・堀内翔)
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 米俳優ジョニー・デップ(51)が28日午後3時すぎ、都内のホテルで“仕切り直し会見”を行い、前日の27日に予定されていた会見をドタキャンしたことを謝罪した。デップは26日夜、主演映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」(2月6日公開)のキャンペーンで来日。27日の来日会見を「体調不良」を理由にドタキャンしていた。

 ハットにサングラスをつけ、ジーンズに紺のジャケット姿。前日のレッドカーペットで見せた大きくふらつくなどの体調不良を感じさせる不自然な動きは、この日はなかった。写真撮影の際に、自ら「本当に昨日は申し訳ない。動物に…怪獣にやられた。メキシコにいる(と信じられている)チュパカプラだ(チュパカプラにやられた)」とデップらしくジョーク交じりに謝罪。

 「今日は(報道陣が会見に)戻ってきてくれて、ありがとうございます。今日は大丈夫だと思います」と報道陣に感謝。看板の付けヒゲを指さすなどサービス満点だった。

 会見冒頭では謝罪の言葉の後に「風邪というか、インフルエンザが残っていて…」とインフルで体調不良だったことを説明。しかし、すぐに「でも、それは本当の理由ではないんだ」と深刻な表情で切り出し、「チュパカプラという珍獣に襲撃を受けて、何時間も闘っていたんだ。残虐性があって、ねちっこくて…。多分、スーツケースに入ってきたんだと思う。23階から投げ下ろしたので、もう2度と会うことはないだろう」とストーリー仕立てでアメリカンジョークを飛ばした。

 報道陣からは拍手が起こり、デップも笑顔。満足そうに自身も拍手をしていた。

 前日の会見ドタキャンについて、関係者は「17日から独ベルリン、英ロンドン、米ロサンゼルスと、強行スケジュールで映画のキャンペーンツアーを行ってきたことによる疲労のようだ」と説明していた。

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