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武田鉄矢 20年のうつ病の苦しさ明かす

2014年10月7日

20年にも及んだうつ病の苦しさを明かした武田鉄矢

20年にも及んだうつ病の苦しさを明かした武田鉄矢

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 メンバーや家族には、こんな状態であることは知らせなかった。海援隊のメンバー、千葉和臣がいま振り返っても「最近眠れないってのは言ってた」程度の認識だった。

 2011年には大動脈弁狭窄症にかかり、手術をして5週間入院、老いへの恐怖がさらに武田をどん底へと追い込んだ。その際読んだ心理学者のユングの本に「人生は山登りに似ている。登った限りは降りなきゃいけない。登りっぱなしのことを遭難したという」とあり、この言葉で武田はやっと救われた。

 8日にリリースされるニューアルバム「去華就実~花散りて次に葉を茂り実をむすぶ~」の中の新曲「♪そうだ病院へ行こう」の歌詞には、これまでの自分をベースしたユーモアがちりばめられているという。

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