落語家の林家たい平（４９）が１１日、都内で自身が企画・主演した映画「もういちど」（２３日公開）の親子試写会に登場し、喉頭がんで療養中の落語家・林家木久扇（７６）に“帰って来てねコール”を送った。

　木久扇はたい平らとレギュラーを務める日本テレビ系「笑点」を１０月１２日放送分まで休養予定。番組は代役を立てず、木久扇の復活を待っている状態だ。

　たい平は子供との落語教室で、子供の黄色の着物に「長く着てると黄色のバカが移っちゃいそうですね」と「笑点」での木久扇のイメージカラーにいきなり悪態をつき、「木久蔵ラーメンは違法です、脱法です」などと言いたい放題だった。

　それでも、最後には「笑点は家族です。だれ１人欠けてもさみしい。落語家の悪態は最高の帰って来てねコールなんです。木久蔵によるとすごく順調だそうです。医者もビックリするぐらいだそうです」と木久扇にエールを送った。

　映画は江戸を舞台とした人情話。たい平は板屋監督が初披露したのメーキング・ムービに感動のあまり号泣するシーンもあった。