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NHKスペシャル “強気”の番組告知

 NHKが27日夜に放送予定の、STAP細胞の論文問題を検証する「NHKスペシャル」(後9・00)の番組タイトルなど放送内容を確定させた。同番組を巡っては、23日夜にNHK取材班が理化学研究所の小保方晴子氏に対し強引な追跡取材を行い負傷させたとして、小保方氏側に謝罪したが、番組告知文では「史上空前と言われる論文の捏造」「論文の不正の実態に迫る」と鋭い文言が並び、その“強気の姿勢”が注目を集めている。

 NHKは取材手法に関して小保方氏側に謝罪した24日段階で、デイリースポーツの取材に、27日のNスペ放送に関し「現段階では予定どおり」と回答。その後、「仮題」としていた番組タイトル「調査報告 STAP細胞 不正の深層」を確定させ“臨戦態勢”に入った。

 番組告知文は公式HPにもアップされ、理研の改革委員会の提言内容を“引用”する形で、STAP論文問題を「熾烈な研究費獲得競争の中で、理研が“スター科学者”を早急に生み出すために論文をほとんどチェックせずに世に送り出した実態」「問題が発覚した後も幕引きを図ろうとする理研の隠蔽体質」と説明。

 そのうえで「執筆者の小保方晴子研究ユニットリーダーは徹底抗戦」「全容の解明には至っていない」として、27日の放送では「独自に入手した資料を専門家と共に分析」「関係者への徹底取材を通して論文の不正の実態に迫る」と予告している。

 こうしたNHK側の姿勢にネット上の掲示板や、ツイッターには、「不正があると決めつけ、STAP細胞があるかどうかの検証ではないようだ」と不正を前提にした告知内容に注目する書き込みが相次いでいる。また「もはや科学の領分ではないらしい」と、番組HPが27日放送分のジャンルを「科学」ではなく、疑惑追及などの領域である「社会」に区分していることに注目する投稿も目立つ。

 同番組を巡っては、小保方氏側は22日までにNHKから質問書が届き、これに回答を断ったことを明かし、23日の追跡取材活動を「そこ(27日のNスペ)に向けた取材と推察される」と指摘。なおNHK側は23日の撮影分は放送しないことを小保方氏側に説明している。

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