桂あやめ 奈良県香芝市の名誉館長に

香芝市の吉田弘明市長(右)と握手する桂あやめ(中)と奈良県住みます芸人のゆりやんレトリィバァ(左)=奈良県香芝市の香芝市役所
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 落語家の桂あやめ(50)が6日、奈良県香芝(かしば)市の香芝市ふたかみ文化センターの名誉館長に就任し、奈良県住みます芸人のゆりやんレトリィバァ(23)とともに同市の吉田弘明市長(53)を表敬訪問した。

 同市とは縁がなかったあやめだが「せっかく言っていただいた」と名誉館長を快諾。「女芸人はみんなパワフルなので、私だけでなく、たくましいメンバーでこの町にやって来て、パワーをお伝えしたい」と抱負。任期は無期限で「いつも笑い声が聞こえるところにしたい。みなさんもどんどん舞台に立ってもらいたい」と意気込みを語った。

 吉田市長は「女性館長の就任を心からうれしく思います」と大歓迎。香芝市は子育て世代や働く女性の人口が多いとのことで「若い人たちを元気づけるためのイベント、エンターテインメントあふれた運営を」と期待を寄せた。

 あやめの名誉館長就任お披露目公演「ウチら陽気なカシバし娘!」を8月31日に同館で開催。シルク(年齢非公表)ら女芸人が集結する。同公演のタイトルを自ら発案した、あやめは「かしまし娘師匠のパクリですが、結婚も子育てもしながら芸人を続けているリスペクトすべき先輩。女3人寄ったらかしましい。もっとたくさんの人が寄ったら“カシバしい(=香芝市)”という新たな言葉が生まれ、それが定着したらうれしい」と狙いを説明した。

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