神戸の地域活性化アイドルとして活躍していたＫＯＢｅｒｒｉｅＳ♪が２１日、本格的な全国展開を視野に入れた新体制をスタートさせた。

　ＫＯＢｅｒｒｉｅＳ♪は神戸市の「神戸ポップカルチャープロジェクト」の一環として活動してきたが、５月５日にメンバーの美優が、同３１日には真凛が卒業し、６人組での再出発となる。６人は全員が東京の芸能事務所と契約。全国に活動の場を広げることで、内外に神戸の魅力をアピールする考えだ。

　新たにキャプテンとなる芽以、香奈、郁恵、優里の４人はこのほど、神戸市中央区のデイリースポーツ本社を訪問。“ＫＯＢｅｒｒｉｅＳ♪”のトレードマークとなるフラッグもお披露目した。

　デイリースポーツの取材に、芽以は「新体制になりますが、思いは今までとかわらず、むしろ今まで以上に神戸という街を愛して、神戸の皆さんの思いも背負って、いろんな場所で活動していきたいです」と宣言した。

　また、フラッグをデザインした、ＫＯＢｅｒｒｉｅＳ♪のデザイン部門担当の郁恵は「コンセプトは『神戸を持ち運びしたい』です。神戸の海、空、そしてポートタワーを描いたこのフラッグを持って全国に行って、神戸の良さを知ってもらって、多くの方に神戸に足を運んでいただけたら」と説明した。

　３１日には神戸市のライブハウス「神戸ＶＡＲＩＴ」で、３度目となるワンマンライブ「ＫＯＢｅｒｒｉｅＳ♪のギュッとしてライブ　Ｖｏｌ．３」を開催。真凛の卒業記念ライブでもあり、新体制発足の記念ライブでもある。キャプテンの芽以は「他のアイドルさんと一緒のステージも楽しいけど、やっぱり自分たちだけを見に来ていただけるワンマンライブは最高です。今回は真凛の卒業も兼ねているので、しっかり思いを込めて送り出したいし、ファンの方には新しいＫＯＢｅｒｒｉｅＳ♪も好きになってもらえるように頑張ります！」と意気込みを語った。