ポール 医師から絶対安静命じられる

 来日中の元ビートルズのポール・マッカートニー(71)がウイルス性炎症による体調不良のため、18日の東京・国立競技場で予定していた公演が開催不可能となったと、同日、主催者が発表した。

 ポールは17日の東京公演も体調不良のため19日に延期したが、これも開催不可能となった。21日の東京武道館公演、24日の大阪・ヤンマースタジム長居公演に関しては開催を予定している。

 ポールのツイッターに状況の一部が説明されており、それによると医師団がポールに絶対安静を命じた。長年のポールの音楽生活の中でも予定通り公演を行えなかったことは数えるほどしかなく、ポールはこの状況に非常に心を痛め、ファンを失望させることに耐えられない思いをしているという。18日朝、ポールはスタッフに公演を決行する考えを伝えたが、医師団やスタッフが同意しなかった。ポールはファンのリアクションと愛に満ちたメッセージに非常に感動しているという。

 ポールはまた、公演を振り替えて実施できるように強く希望しており、スタッフがその可能性を模索しているという。

 15日に来日したポールは16日になってウイルス性炎症を発症。医師から公演開催にストップがかかった模様。17日には自身のツイッターでファンへ「大変申し訳なく思っています」と謝罪した。

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