高橋メアリージュン 難病を公表

 モデルでタレントの高橋メアリージュンが15日、難病に指定されている「潰瘍性(かいようせい)大腸炎」を患っていることをブログで改めて公表。病気について詳細に説明するとともに、病気を少しでも多くの人に知ってもらって、理解してもらいたいという思いを伝えた。

 潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患で、特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛が挙げられる。排便回数が1日4回以下を軽傷、排便回数が6回以上で、38度以上の高熱、頻脈、30mm/時以上の赤沈や貧血がみられ、腹痛や血便の度合いが強い時を重症とする。

 高橋は、15日のブログで潰瘍性大腸炎という病気について、まだよく理解されていないために「一見、『この人トイレが近いな。』『お腹弱いな』で済みそうですが」と思われがちであることを指摘し、「常に近くにお手洗いがないと不安で、外を出歩くのも勇気がいて、ゆっくり買い物というのも難しくて…」と説明。

 排便などの心配のために、「食べる事にさえ抵抗が出て痩せちゃったり、酷い時は痛みと貧血に悩まされ仕事に集中できない、倒れそうになる事も。」と日常生活のあらゆることに支障が出るという。

 さらに「こんなタイミングでお手洗いに行きたくない。直前に行ったはずなのにまたすぐ行きたくなる。でも行かないともっと悪い状況になる。そんな葛藤に悩まされる事もあります。」と自身の体験を交えて伝えた。

 高橋は以前もツイッターやブログで同病を患っていることを告白していた。同じ病気に悩んでいる人、病気の早期発見のためにも、この病気を知って理解してもらいたい、という思いから、今回、テレビの密着取材を受け、ブログでも改めて詳細に病気について語った。

 密着取材の模様は17日に日本テレビの「news every」の中で放送される予定という。

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