たけし仏大統領密会報道を自虐ネタに

 タレントで映画監督のビートたけしが18日、レギュラーを務めるTBS系「情報7days ニュースキャスター」に生出演。事実婚の女性がいながら、バイクで女優に密会していたフランスのオランド大統領に関連して、「それは私にそっくりです」と苦笑いで自虐ネタにした。たけしは1994年8月2日未明、自ら原付バイクを運転中、自損事故を起こし、生死をさまよう大けがを負った。当時は女性タレントに密会しにいったのではないか、などと報じられた。

 オランド大統領は、事実婚のパートナー、バレリー・トリルベレールさんという女性がいながら、昨年末に美人女優ジュリー・ガイエと逢い引きするため、バイクの後部座席に乗り、アパート(マンション)に向かった姿が芸能誌にキャッチされ、大々的なニュースに。大統領は今月14日に行われた年始の記者会見で、密会報道について事実関係を認め、「誰でもプライベートでは試練があるでしょうし、私もそう。つらい時です」と語っていた。

 18日、このニュースを取り上げたコーナーで、コメンテーターを務める三雲孝江キャスターが「バイクの後部座席に乗って密会しにいく、って構図が、日本ではちょっと考えられない」と口にすると、たけしは、「それは私と同じですから」と苦笑い。「昔、私がやった、バイクで事故起こしたっていう…そっくりです」と自虐ネタで笑いをとった。

 また、2月に訪米するオランド大統領が、どちらの女性をファーストレディーとして連れていくのか注目を集めていることに触れ、「男の子と手をつないでいけばいいんじゃない?」と珍アドバイスもしていた。

 たけしは昨年9月に出演したテレビ番組の中で、94年のバイク事故を振り返り、「酒飲んでワーツとなったら事故を起こした」などと話している。

 【たけしのバイク事故】

 1994年8月2日未明、酒気帯びで原付バイクを運転中に転倒。頭蓋(がい)骨陥没骨折、あごや右ほほなどの複数箇所の骨折の重傷を負い、生死をさまよった。一命は取り留めたものの、右目がほとんど動かない動眼神経のマヒと顔面マヒが続き、顔の左半分がゆがみ、別人のように変わり果てた。

 その後、たけしは顔にワイヤを入れて固定する“顔面復元”の大手術を受け、9月27日に退院。退院会見では、道路に滝のように流れる血の塊を目にした時、「こりゃ死んでるな、何で生きてるんだろう、と思った」と話した。

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