元フジ長谷川氏、古巣の問題を暴露

 元フジテレビの長谷川豊アナウンサー(37)が30日、テレビ大阪のトーク番組「たかじんNOマネー!!」に出演し、不適切な演出で打ち切りとなったフジテレビの番組「ほこ×たて」について語った。

 番組では、この問題で、VTRを作った制作会社のディレクターか、プロデューサーか、テレビ局自体のうち誰が一番悪いのかを討論。

 長谷川氏は悩んだ末にテレビ局が悪いと批判した。過去に自身が所属していたテレビ局の過剰演出問題について「すっごいしゃべりにくいです。全部しゃべりますからカットしてください」とも話した。長谷川氏は「ほこ×たて」の担当ディレクターについて「フジテレビに中途入社した方です。最初に付いた番組が(情報番組の)『とくダネ!』で、一番最初に取材に行ったのが僕です。非常にちょっと天才入ってる人で、すぐにバラエティーに引き抜かれたんです。中途入社だとフジテレビではあまり強くないけど、次から次へと番組を付けられて、手柄をもっていかれると。それでもよく頑張っていた。プロデューサーが悪いのは否定しない。というのもチェックできる機能ががなかった」などと語った。放送では固有名詞は伏せられた。

 また、長谷川氏は「ほこ×たてをやめる決断はしてほしくなかった。本当に人気のある番組だったので残念」と打ち切りを決定した古巣を批判した。

 長谷川氏は経費の不正流用疑惑でアナウンサー職を解かれた末、今年4月に同局を退社した。

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