上方漫才大賞 新人賞のプリマ旦那号泣

第48回上方漫才大賞で新人賞を受賞した「プリマ旦那」の野村尚平(左)と河野良祐=大阪市内
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 「第48回上方漫才大賞」(関西テレビ。ラジオ大阪主催)が13日、発表され、大賞を千鳥、奨励賞を結成19年目のテンダラーが、新人賞をプリマ旦那が受賞した。

 新人賞のプリマ旦那の野村尚平(24)は名前が呼ばれた瞬間から顔をひきつらせて号泣。「ううっ~うう~っ」と嗚咽(おえつ)を漏らしながら、トロフィーを受け取り、「うれしいです」と涙をボロボロ。さらに「「個人的なことなんですけど…ぼく、明日誕生日(25歳)なんです」と顔をぐしゃぐしゃにして涙、涙。司会の関西テレビ・関純子アナウンサーから「小学生みたいに泣いてますね」とツッコミを入れられていた。

 プリマ旦那は、野村と河野良祐(25)のコンビ。ともに大阪出身で、NSC大阪校出身。2008年に結成した。

 この日は、ウーマンラッシュアワー、スーパーマラドーナら5組が出場し、持ちネタを披露して新人賞を争った。奨励賞と大賞は事前に本人に通知されている。

 奨励賞のテンダラー・浜本広晃は「今まで賞というものをいただいたことがなかったので。(ここまで)長かったですね…」と喜んだ。テンダラーは1994年に結成。2011年の「THE MANZAI」で決勝に進んだ。

 ダウンタウン、横山やすし・西川きよし、オール阪神・巨人らが名前を連ねる大賞に輝いた千鳥は「信じられないです」(ノブ)と感激。大悟は「この2カ月、大賞をもろたということを言うな、と言われてて、言いいとうて言いとうてしゃあなあかった」と喜びに浸った。

 2000年結成の千鳥は、2人とも岡山出身で、岡山弁で話す漫才が特徴。「岡山弁(の漫才)は、大阪では通用しない」と周囲に言われ関西弁にチャレンジしたこともあったが、「恥ずかしくて。そのまま岡山弁で通したことが良かった」と大悟は胸を張った。

 賞金100万円の使い道をきかれたノブは「親孝行します。親から『子どもに何か買ってやれ』って言われると思ったら『振り込んどけ』って言われた」と笑わせた。

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