日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は25日、都内で行われた理事会後に報道陣に対応し、4月の世界選手権後、左足リスフラン関節じん帯損傷のため、全治2カ月の安静、加療が必要と診断されたソチ五輪金メダリストの羽生結弦(21)=ANA=について「まだ(練習拠点の)トロントで加療している状況。帰国のメドは立っていない」と、現状を説明した。
羽生は2年ぶりの優勝を狙った世界選手権でSP首位発進したが、フリーで逆転され、2年連続の2位に終わった。シーズン途中から左足甲を痛めており、その後帰国はせず、練習拠点のあるトロントで治療に専念している。