錦織、大会4連覇へ 決勝は18歳新星

 「テニス メンフィス・オープン」(メンフィス)

 シングルス第1シードの錦織圭(26=日清食品、世界ランク7位)は決勝戦で新鋭・テイラー・フリッツ(18=米国、同145位)と対戦する。フリッツは今大会に出場するまでATPツアーレベルでは3試合(1勝2敗)しか経験しておらず、出場は3大会目ながらワイルドカード(主催者推薦)から勝ち上がった。

 2回戦では第2シード、世界29位のスティーブ・ジョンソンを2セット連続のタイブレークの末(7-6、7-6)、ストレートで撃破。準決勝では同102位のリカルダス・ベランキス(リトアニア)を2-6、6-3、6-4と逆転で破って初のツアー決勝進出を果たした。

 両親とも元テニス選手。父親のガイさんは現在、コーチをしており、母親のキャシーさんはツアーでトップ10を経験している実力者だった。2人の影響でフリッツは2歳からテニスを始めている“サラブレッド”だ。

 昨年の全米ジュニアオープンで優勝し、成長著しいフリッツ。ツアー公式サイトには決勝進出に際した「最高の気分です」「このレベルにたどり着いたこと、この場にふさわしいと証明できたことに興奮しています」とのコメントが掲載されている。

 身長193センチ、体重は84キロと恵まれた体格の持ち主で、準決勝では17本のサービスエースを決めている。公式プロフィルに「テニス選手になっていなかったら、アメフット選手になっていただろう」と記すほどのパワフルな相手が、錦織に挑む。

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