陸連が北京惨敗から再スタート

 日本陸上競技連盟は8日、都内で新設した強化推進本部の第1回会合を開催した。同本部は8月の北京世界選手権での惨敗を受けて、強化の戦略立案を担う強化委員会の上位機関として発足。強化委員会、医科学情報メンバー、陸連理事のほか、有識者として女子マラソンの04年アテネ五輪金メダリスト野口みずき(シスメックス)を指導した藤田信之氏、08年北京五輪男子400メートルリレー銅メダリストの朝原宣治氏らを加えた。

 この日は強化内部、外部から今、陸上界が抱える問題について協議した。本部長を務める尾縣貢専務理事は「強化の停滞は許されない。ここからまたスタートを切りたい」と、意欲を見せた。外部有識者として招へいされた朝原氏は「試合のスケジュールや、冬の練習のやり方を見直していかないといけない。現場と陸連の強化がいい形で繋がれば、いい会になる」と、話した。

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