文字サイズ

北島康介が現役引退示唆

 男子100メートル平泳ぎで3位に終わり、うつむく北島康介=東京辰巳国際水泳場
1枚拡大

 「競泳日本選手権・第2日」(8日、辰巳国際水泳場)

 男子100メートル平泳ぎでは、アテネ、北京五輪で2大会連続2冠の北島康介(32)=日本コカ・コーラ=が1分0秒18で3位となり、2年ぶりの代表復帰はならなかった。進退については「これから考えたい」と話し、現役を退く可能性も示唆した。

 勝負をかけたレースで3位に終わり、今年の世界への道は絶たれた。進退に注目が集まる中、北島は「国内だったら勝負できる気持ちはあるけど、世界で戦うとなると話しは別」と、世界の第一線を見据え、現役を退く可能性も示唆。「桜のように散りましたね。来年?咲かせたい気持ちはあるけど…」、「(答えは)2つに1つしかない。これから考えて、早めに決断したい」と、レース直後の揺れる心境を吐露した。

 決勝レースは接戦となった。前半を28秒34の3位で折り返した北島は、後半は前の2人を猛追したものの、2位の立石には0秒14届かなかった。「前半あと0秒3早ければ勝負できた」と、序盤の出遅れが響いた。

 2年ぶりの代表復帰を逃したものの、「結果はよくなかったけど、久々の戦いの舞台にチャレンジできてよかった」と、まずは充実感を漂わせた。だが一方で、「もう少しできたという気持ちが強い」と、やはり未練ものぞかせた。

 昨年の日本選手権の同種目で7位と惨敗し、休養した09年を除いては00年以来守ってきた代表の座を初めて失った。復活を期した今季は、2月から約7年ぶりに米・フラッグスタッフで過酷な高地合宿を敢行。「追い込めばケガのリスクもあるけど、自分はそれをやらなきゃいけない」と、32歳の体にむちを打った。

 強い覚悟で臨んだ今大会は、100メートル平泳ぎの1種目に絞ったが、惜敗。平井コーチは「よくここまで立て直したなと思う」と愛弟子をねぎらう一方で、「まだ出し切ってないんじゃないの?今後どうするかは2人で話し合いたい」と話した。

関連ニュース

    デイリーペディア

    編集者のオススメ記事

    スポーツ最新ニュース

    もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス