織田信成がOP大会で賞金4万ドル
「フィギュアスケート メダル・ウィナーズ・オープン」(16日、代々木第一体育館)
国際主要大会でメダルを獲得した選手のみが出場を許されるフィギュアスケートのオープン大会、メダル・ウィナーズ・オープンが行われ、男子は一夜限りの現役復帰を果たした織田信成(27)が85・15点で2位に入った。
「アディオス・ノニーノ」のムーディーな音楽に乗り、冒頭には現役時代を彷彿とさせる4回転トーループからの連続ジャンプにチャレンジ。見事に着氷させると、続くトリプルアクセルは着氷が乱れ、最後のルッツは尻もちをついたが、果敢なチャレンジで会場を沸かせた。得点が表示されると、笑顔で手を叩いて大喜びした。
現役のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)がトリプルアクセルを2本決める演技で、86・95点で優勝した。
織田は2位の賞金4万ドル(約465万円)を獲得。男子は3分30秒で構成されたフリープログラムを滑り、6人で争われた。