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羽生「まだ優勝したいと思ってます」

 「フィギュアGPシリーズ第6戦第1日・NHK杯」(28日、なみはやドーム)

 男子ショートプログラム(SP)などが行われた。男子では、頭部、左太ももなど5か所を負傷したGPシリーズ第3戦の中国杯以来の公式戦で注目された羽生結弦(19)=ANA=が78・01の5位と出遅れた。

 以下、羽生との一問一答。

 -感想を。

 「もう…。やってしまった、という感想が正直な感想。すごく悔しいし、こうやって笑うのもつらい。ただ、この悔しい感情が明日のフリーにプラスになると思う」

 -観衆の前に帰ってきた。

 「正直、うれしかった。昨日、言ったように、ここにいるのが奇跡と思っている。あれだけのけがをして車いすで(中国から)帰ってきた。まず、ここ(SP)で滑り切れたこと、試合に出られるコンディションになったことが素直にうれしかった」

 -ジャンプでミス。

 「フォームはいいフォームだったと思う。何が問題かという目星はついているし、明日の練習からその点を突き詰めていきたい」

 -連続3回転の失敗は体力面の問題か。

 「体力が問題ではないと思う。曲をかけた練習で流れの中であの連続ジャンプは通ってなかった。そのジャンプが出てしまった。自分の実力だと思うし、もっと練習してレベルアップしないといけない」

 -自己採点すると。

 「30点ですね。明日もっと頑張ります」

 -試合に臨む状態は。

 「いつも通りでした。体は回復してきたし、違和感がないといえば嘘ですけど、いい感覚はあった。試合になれば興奮物質も出てるので痛みは関係ない」

 -演技後の表情の意味は。怒っていたように見えましたが。

 「笑顔のつもりだったんですけどね」

 (取材場所を移し)

 「結果的にこういうふうになってしまっているので、自分自身の実力の足りなさだと思っています。6分間練習を見て分かるように飛べるものは飛べている。だけれども曲(がかかる中)で(ジャンプが)入らないのは自分の実力不足だと思う」

 -中国の時より力が抜けていたと思うが曲が入って力みがあったのか。

 「スロー(VTR)で4回転を2、3回やっていたので(それを見たら)、逆に力が入ってないなって感じたんです。曲がかかると力が入る。その力みがパンク(タイミングが合わず回転不足になること)につながったと思う。今日も本番に関してはかなり力を抜いて、フォームだけで飛ぼうという感覚がありました。それがトゥーマッチにそっちの方向に行きすぎたのかなと感じています」

 -精神的な面がいつもと違ったのでは。

 「はっきり言ってオリンピックチャンピオンだろうが、世界チャンピオンだろうが関係ないんですよ。試合になれば今回はNHK杯だし」

 「さっき言ってはっと気づいた。ずっとファイナル行きたい、ファイナル行きたいって(自分が)言ってるんですよ。『ファイナルじゃねえよここ。NHK杯だよ』ってすごく思ったんです」

 「ファイナルに行くために今日をやる。そうじゃないんですよ。今は今だし、この大会はこの大会だから、もっとこの大会に集中しなきゃと思いました」

-3位以内でいいという気持ちもあったのか。

 「それはないです。とにかくこの試合に勝ちたいと思ってたし。今もすごい(優勝したいと)思ってますけど。優勝とか、3位までとかファイナルうんぬんじゃなくてここまで突き落とされているんだし。自分で落としたんですけどね。とにかくまず、今日、今からは、今回のこの試合の内容だったり課題を見直して、しっかり寝て体力を回復して朝の練習をしっかりやって、試合もしっかりやって一つ一つ区切りをつけていきたい」

 -今までの自分とは違った部分は。

 「自分の中で言い訳をつくりやすかったんだと思う。練習できないっていう。だから最終的にこういう結果になってしまったと、すごく反省しています」

 -間に合うかどうかの焦りはあったか。

 「(負傷後に)初めて滑った時は最初どうしようもなく痛かったので、一番最初はNHK杯に出られないって、母親とか父親と相談していたんですけど。頑張ってみようということでやってたので、間に合わないとか、みんなから見てのハンデみたいなものは全然感じてないです」

 -悔しいだけですか。気持ちは。

 「皆さん(報道陣)としゃべっている時に課題が見つかってきたっていう、うれしさはあります。こうすれば良かったというのがちょっとずつ見えてきたので。明日へ向けて本当に良い時間になったと思ってます。ありがとうございます(笑)」

 -フリーへ。

 「明日は明日でまた新しい演技なので、構成が一緒と言っても去年とはまったく違うプログラムですし。自分の中では1試合1試合違うプログラムだというぐらいの気持ちでやっていかないといけないと今、思っているので。明日公式練習をやってみて、公式練習は公式練習、6分間練習は6分間練習、本番は本番というような意気込みで一つ一つ丁寧にやっていきたいと思っています」

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