広島工大高、逆転で10年ぶり4強
「高校野球・広島大会4回戦、広島工大高2-1崇徳」(22日、コカ・コーラウエスト)
広島工大高が、春季広島大会の準優勝で優勝候補の崇徳を逆転で下し、準々決勝に進出した。8強入りは05年以来、10年ぶり。
四回に先制点を与えたが、直後に同点。1-1の六回2死二塁で、園生凌大外野手(2年)が中前適時打を放った。投げては先発した植中弘樹投手(3年)が要所を締める投球。9回119球を投げて7安打1失点と好投した。第2シードを撃破した関根浩司監督は「選手がやるべきことをやってつかみ取った勝利」と笑顔を見せた。
崇徳は終盤の好機を生かせなかった。主将の菅力也捕手(3年)は「優勝を目指していたので悔しい。ボール球に手を出している打者が多かった」と悔しさをにじませた。