慶大のドラフト候補・横尾が決勝2ラン
「東京六大学野球 慶大2-1明大」(27日・神宮)
慶大が接戦を制し、勝ち点1を挙げた。今秋ドラフト候補の横尾俊建内野手(4年)が決勝2ランを放った。
両チーム無得点の六回無死一塁から、左翼ポール際のスタンド上段に特大アーチを運んだ。手応え十分の一発に「思い切り振ることだけ考えた。勝ち点を取れたことが何より。チョーうれしい」と、笑みがこぼれた。
序盤から両チームともに好機にあと1本が出ない展開が続いていただけに、大久保秀昭監督は「白髪が一気に増えた」と苦笑い。頼もしい主砲の働きで優勝への望みをつなぎ「うれしいです。今日負けると、4月で終わっていた。この後も締めていきます」と、価値ある白星を喜んだ。